現在の住宅建築で使われるのは大半が外材

2011.09.30

高断熱・高気密住宅には新しい技術がたくさん求められるにしろ、住宅づくりの基本は昔のそれと変わりはありません。コンピュータも必要ですが、土地を観る、木を観る、大を観るといった基本はいまも変わることがないのです。土地の気候風土や周辺気候、周辺環境、居住者の健康状態などを考えていくと、住宅の計画には無限に近い組み合わせがあります。しかし、実際には、健康にいいといわれる天然建材の多くは高価で手に入りにくいこともあって、現在の住宅建築で使われるのは大半が外材です。そもそも、住宅づくりには、長い流通経路や在庫期間が必要な大量生産、大量消費システムは合っていないのでしょう。地域の建材で地域の設計・施工者が、地域の人のために住宅を考え、建てていくことの基本に立ち返っていかなくてはなりません。こうした話をしていくと、地元の工務店の社長さんたちはよく「俺たちは手づくりで建てているようなものだけど、ふしぎなことに大量生産の住宅メーカーの価格より安く叩かれる」という話をします。大量生産とは、コストを安くするための生産方法ですが、そういわれてみると、住宅業界に限っては、大量生産する住宅メーカーの価格のほうが、ちょっぴり値段が高いのも事実のようです。

[参考情報]
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