住宅建築の設計料は総工費の10%程度

2011.10.07

設計料のことにも触れておきましょう。結論から言いますと、住宅建築の設計料は総工費の10%程度です。これを聞いて高いと思われる方もおられるかもしれませんが、別に設計者は賭けようとしているわけではありません。たとえば、建物が二千万円の家を設計した場合、設計料は10%で二〇〇万円です。しかも期間は約一年間に及びます。単純に時給計算したら、赤字になることもあるわけです。遂にいえば、そんな低賃金で、家づくりの最初から最後まで面倒をみてくれるのですから、建築士のサービスを受けない手はありません。施主となるあなたは、安心して相手との相性をさぐればいいでしょう。さらに、相性をさぐる手段として、三次元情報を得るために、テレビやパソコンのホームページを活用するのもよいでしょう。最近は住宅紹介のテレビ番組もたくさん放映されています。テレビ映像は、三次元的に空間を把握できますから、雑誌より建築を理解しやすいのです。また、多くの建築家や設計事務所は、ホームページを開設し、そこで作品のプレゼンテーションをおこなっている場合もあります。さまざまな情報源を意識的にチェックする習慣を持てば、それだけ空間の把握力を養成できます。建築とは「空間」にはじまり「空間」に終わるといっても過言ではありません。設計者と話すさいにも、施主に空間把握能力がそなわっていれば、大きなメリットとなるにちがいありません。

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